No.647 診察レンズ曇りどめの作り方と解説(第3号も作成)
眼底診察用90Dレンズ専用ヒーターの作り方を教えて欲しいとの希望がありました。
電子工作を趣味にしていない方が見て作成出来そうに思える記事を書いてみます。
最低限の工作で行くなら、電子部品のお店で購入する物も無く、Amazonで発熱用の抵抗器だけを買って、
あとはケースさえあれば、なんとか出来ちゃうと言う内容です。
(壊れたマウスなどのUSB製品の残骸は必要です)
作成は自己責任で。火災発生などがあっても責任は作成者にある事を理解して参考にして下さい。
部品点数を少なくした3号機の作成を解説しながら進んでいきます。
まず、部品の一覧です。
ケースは同じ様な物が100均で携帯灰皿として売ってるようです。
同じ物がない場合は似たものをお探し下さい。
メインの部品は発熱体である抵抗器です。6Ωでちょうど良い発熱量。
4W少々の発熱に、10倍以上余裕のある50W規格の抵抗器を使うことで安全性が高いです。
今回の抵抗器は
YUNPICAR 車用ハイフラ防止抵抗器 50W/25W 6Ω 警告灯キャンセラー ウインカー抵抗 ハイフラ防止 4個セット (50w)と言うものです。
追記:上記は50Wが売り切れで、25Wタイプのみ購入可になってますのでLINKを外しました。
上記のAmazonで購入した物です。自動車の改造用ですが今回の工作にぴったりです。
4個も要らないのですがセットなので悪しからずです。まちがって25Wを購入しない様にご注意下さい。
まあ、999円税込、プライム会員なら送料無料で直ぐに届くので良しとしてください。
探して、同様の物が2個セットであったのでLINK貼っておきます。
12V 50W 6Ω 50w 6オーム 負荷抵抗 と言う物です。この方が私が買った4個セットより良いかもです。
最もシンプルに作成するなら、100均で買った分厚めの幅15mmの両面テープを2枚重ねで
発熱体の裏にはって、出てる端子を折り曲げて、この様にケースに張り付けるだけで完成です。
中ブタと抵抗器表面のすき間が1mm位になるのがちょうど良い加熱になります。
あとは2本の赤い電線を中ブタのスリットから外部に引き出し、そこに直接5Vの電源をつなぐだけで
実際の使用には問題無いです。格好いいとは言いにくいですけど。
壊れたマウスなどがどこかにあれば、その電線切って中をむいてみましょう。
この様に緑白赤黒の4色の電線がたいてい出てきます。普通は赤が+、黒に-の電源5Vがつながってます。
なので、赤と黒を抵抗器の両側につながってる赤い線2本につないで、5V1A以上の容量のある
USB電源につなげば、それで使用OKになります。この方法ですとほとんど工作無しで行けますね。
これ以上の工作をするには電子部品を売ってるお店などでパーツを購入する必要があります。
私はもう少し工作しました。ケースに2カ所穴を開けます。
小さい方は通電確認のLED用で直接LEDを取り付ける様にして2号機より部品を減らしました。
大きい穴は電源ジャックですが、マイクロUSBは採用せずこれもシンプルにしました。
2号機とのちがいは前回の記事の画像をご覧下さいませ。
電源ジャックは、画像の大きな方を今回は採用です。2.1mmと言われる物です。小さい方でもOKです。
USBハブの電源などで、この小さいジャックに合う市販品もよく見ますので、その様な電源をお持ちなら良い選択になります。
LEDは直径3mmの赤色を採用ですが汎用の5mmなどでも良いでしょう。
LED電流制限用の小型抵抗器は10KΩです。暗室で明るすぎない程度にするのはこの位かなと思いますが、好みで増減で良いでしょう。
電源ジャックの端子と発熱用抵抗器を直結し、通電確認用LEDには小さな抵抗器を直列に入れます。
LEDには+-がありますのでまちがえない様につなぎます。発熱体の抵抗器は、+-の極性はありません。
熱収縮チューブを使用してシュートしないように注意してLEDや発熱体との電線をハンダ付けします。
構造を簡易化するのに、LED部分は、ホットボンドで固定です。そう熱くならない場所なのでOKです。
完成した物を確認中です。1号機はちょっと熱くなりすぎの感じで3号機がちょうど良い感じです。
構造のちがいが分かる画像をUPします。3号機はシンプルになりました。
発熱量は1号機5W 2号機 3.3W 3号機 4Wです。
2号機は、ベークライト(ベースの茶色い板状の部分)が焼ける臭いも最初は気になりました。
中央に抵抗器があるので、2,3号機でレンズの暖まる程度は同じくらいです。
2,1,3号機の順にならんだ正面の画像です。
3号機が見た目も含め最も良い感じです(改良してるのだから当然ですね)
2020.11.19 記 2020.11.20 追記
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